
小学生の子供2人(男女)にランドセルを使ってきたMIKIママといいます。実際の経験から「ランドセルの軽い素材」についてランキングにしたので紹介しようと思います。
いちばん重いランドセルの単位を「10」と仮定して、それに対する割合で計算してみました。
小学生に進学する子供はまだ小っちゃいので、少しでも楽に通学できるようぜひ参考にしてみてください。
ランドセル軽い素材ランキング①クラリーノ

いちばん重いランドセル10とすればクラリーノ素材の軽さは「7」になります。ここで紹介するランドセルの中でいちばん軽い素材です。
クラリーノ素材というのは化学メーカー「クラレ」が製造している人工皮革をさす言葉で、原料にコラーゲンを混合して柔らかく丈夫で軽いのが特徴の素材です。
また牛革など天然皮革素材と比較した場合に雨にぬれても強くて変形しづらいメリットがあり、高い性能のわりに高額な料金がかからずリーズナブルでコスパに優れるランドセル素材です。
またクラリーノ素材には、さらに6つのランドセル用ブランド(種類)があります。
参考:クラリーノタウン
- タフロックNEO‥もっとも丈夫でタフ。しかも軽くてしなやかさをもつ素材。
- タフロック‥フラットな見た目で丈夫な素材。
- レミニカ‥傷に強いウレタンで表面が構成されている素材。
- エフ‥クラリーノよりも天然皮革に近い素材。
- リピュート‥メタリック調のしなやかさがある素材。
- クラリーノ‥いちばん軽いのが大きな特徴の素材。
6つのクラリーノ素材では、もっとも軽い素材が「クラリーノ」です。
それ以外の素材はこのクラリーノをベースとして、付加価値がつくことで重さも増していきます。
したがって、
いちばん軽いランドセル素材は「クラリーノ素材のクラリーノ」になります。

クラリーノ素材を使ったおすすめランドセルについては、ぜひこちらでチェックしてみてください。男女用を通販でも購入できます。

ランドセル軽い素材ランキング②人工皮革

続いて軽いランドセル素材が人工皮革で「8」の軽さというのが特徴です。より天然皮革に近い素材感を求める場合には軽いしクオリティも高いのでおすすめです。
この人工皮革(人造皮革)は本物の天然素材に近いテクスチャーとなるよう作られた人工的な素材で、別名フェイクレザーとも呼ばれ安い費用で高い耐久性が特徴です。
人工素材は基盤となる素材に軽い特殊不織布を用いられているのが特徴で、表面をポリウレタン素材でコーティングして本革に限りなく近いテクスチャーを表現しています。
また雨にも強く、雨天時の通学も気にすることなく使用できます。
クラリーノ素材ほど軽いわけではありませんが、天然皮革(本革)よりもはるかに軽い素材のためランドセルにもよく使われている人気がある素材です。
ランドセル軽い素材ランキング③天然皮革(本革)

最後に紹介する素材が本革で「10」という位置にランキングしています。いちばん重い素材になるため軽いランドセルを求める場合にはおすすめではなく、また雨にも弱く手入れが難しいというデメリットもあります。
はっきり言えば「小学生のランドセルに天然皮革はおすすめではない」ということ。
とくに新一年生がちっちゃな体で通学することを考えると、天然皮革素材で作られたランドセルはあまりにも重く体にも負担がかかるため選ぶときに最適とはいえない素材になります。
また取り扱いや日頃のお手入れも大変で、天然皮革を長持ちさせるためにはワックスなどを塗りながら使う必要があります。このワックス自体も子供にとって良い影響を及ぼす成分ではないこともデメリットです。
重くて使い勝手が良くないのが天然皮革素材のランドセルになりますので、ランドセル選びの時にはしっかりと素材を確認してとくに「軽いこと」をいちばん重視することをおすすめします。
まとめ

軽いランドセル素材について一覧表でまとめてみます。
(各項目クリックで素材紹介文に戻ります)
素材 | 軽さ(10に対して) | 特徴 | おすすめ度 |
クラリーノ | 7割 | いちばん軽い素材なので小学生用ランドセルとして最適。 | 1位 |
人工(合成)皮革 | 8割 | 軽くて高級感も求める場合にはおすすめのランドセル用素材。 | 2位 |
天然皮革 | 10割 | 小学生のランドセルには適していない素材。あまりランドセル用ではない。 | 3位 |
このようにランドセルで軽い素材は「クラリーノ」という結果になりました。
ランドセルは数百グラムでも軽いことで通学時の負担を大きく減らせますので、徹底的にチェックをしてやや料金が高かったとしても妥協せずバシッ!と選ぶことが大切です。
その後も長く使っていくランドセルですので、徹底的に「軽さ」にこだわることがおすすめです。
私も2人の子供を小学生6年間ランドセルで通わせましたが、背負いやすさなども多少関係はありますが疲労度の軽減には「とにかく軽いこと」が最重要項目になります。
ぜひ小学生の軽いランドセル選びとして、今回の「素材」を参考にしてみてください。
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