ドクターシーラボ
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“水を飲んでも太る”

~水を飲んでも太る”なら、自律神経の乱れを疑え!~
“水を飲んでも太る人”と“食べても太らない人”の差は、交感神経の働きだった!
続々と登場する新しいダイエット方法に果敢にチャレンジするも、次々と挫折。いっこうに理想のプロポーションに近づけない理由は何なのだろう?
その原因を探るには、“やせない理由”を究明しなくてはなるまい。となると、頼りになるのはやはりあのカリスマドクター、青木晃先生をおいて他にはいない。先日、十数年の謎だった“恐怖のリバウンド”について解明してくれた青木先生なら、たぶん、やせない理由も簡単明瞭に解説してくれるだろう。
そこで早速、青木先生を訪ねてみた。
「先生、どんなダイエットをしても、全然効果が出ないんです。5年前に成功したダイエット法も、今回はまったく効かない・・・。やっぱり10代とは体が違うのかなぁ・・・水を飲んでも太るんですよ」
「水をたくさん飲んでいい汗をかくことは、美しいプロポーションづくりの基本。“水を飲むとむくむ”とか“水を飲んでも太る体質だ”とか、皆さんよくおっしゃるけれど、そんなはずはありません。水はノーカロリーなんですから、何リットル飲んだって脂肪が増えるわけはないんです。心配なのは、やせにくいという方に、最近、自律神経の働きが低下している傾向が顕著なのです・・・」
やせにくい理由は自律神経にある!?
ダイエットとアンチエイジングの巨匠、
青木晃先生(恵比寿アンチエイジングクリニック)が
現代文明社会で起こりがちな、「やせない理由」について教えてくれました。

YES/NOチェックテスト自律神経の働きを自己診断してみよう!
健康的にやせるには、栄養バランスがとれた低カロリーの食事をとり、適度な運動をするのが基本だということは、ダイエット経験のある誰もが知っている。

ところが、青木晃先生は、それだけでは足りないと言う。
「“食事量のコントロール”“適度な運動”の2本柱に加えて、“基礎代謝量”も考慮しなくてはいけません。でも、この3つをクリアしてもやせないケースもあるのです。その理由は、交換神経系の働きが低下しているから。太ったりやせたりするのは、体の中の代謝反応によるものです。この代謝を司るのが、自律神経やホルモンです。自律神経のひとつである“交感神経”の働きが低下すると、体内での脂肪の代謝がスムーズに行われなくなる。つまり、やせにくく太りやすい体質になってしまうのです」

このようなやせにくい体質に陥った状態を、青木晃先生は、“モナリザ”と命名し、“モナリザダイエット”を提唱。『青木晃式モナリザダイエット』(河出書房新社)も著している。“モナリザ”とは、“Most Obesity Known Are Low In Sympathetic Activity”から取ったもの。日本語に翻訳すると、「肥満者の大多数は交感神経系の働きが低下している」という意味。美しく微笑むモナリザかと思いきや、こんな恐ろしい意味があったとは! 詳しい説明は後から聞くとして、まずは自分が“モナリザ”になっていないかどうか、自己診断してみよう。

青木晃式 モナリザ度診断テスト


自分があてはまると思う項目をチェックしよう。その数にあてはまる診断が、あなたのモナリザ度と解説だ。
□ 便秘がひどい
□ 夏は冷房、冬は暖房、空調万全の環境にいることが当たり前
□ 昼夜逆転の生活パターンは日常茶飯事
□ 食事をゆっくりとる時間がないので、食事抜きもしばしば
□ ファストフードやコンビニがないと生きていけない
□ 入浴はさっとすませるほう
□ 冷え性である
□ 歩かない生活だと思う
□ お腹がすいたという感覚があまりない
□ 生理不順がひどい
□ 意識してとる水分量は1リットル以下である
□ 暑くてもあまり汗をかかない
□ デスクワークが多く、机の前に座っている時間が4時間はある
□ むくみがちだと思う
□ 慢性の肩こり、頭痛、腰痛などが(どれかひとつでも)ある
□ アウトドアが苦手である
□ 「何のために生きているのかわからない」と思うことがしばしばある
□ 息抜きの時間がない
□ 朝起きるのがつらい
□ 以前はすぐやせたのに、最近はダイエットがうまくいかない

モナリザ度診断
■ YESが20~15個:あなたのモナリザ度は100%
「自律神経がうまく機能せず、ダイエットできないのはもちろん、体の不調も感じているのでは? 自律神経系のバランスが失調しています」

■ YESが14~10個:あなたのモナリザ度は80%
「自律神経にかなりの負担がかかっていて、やせにくい上に、体もつらいでしょう。まずは食生活を見直しましょう」

■ YESが9~7個:あなたのモナリザ度は60% 
「自律神経のバランスが崩れかかっています。筋肉を使わない生活がますます自律神経の働きを低下させていくので、まずは筋肉細胞を目覚めさせましょう」

■ YESが6~4個:あなたのモナリザ度は40% 
「自律神経はまだまだダイエットのほうにも働いてくれますが、かなり負担がかかっています。これ以上になるとやせにくくなるので、チェックした弱点を今すぐ克服しましょう」

■ YESが3~1個:あなたのモナリザ度は20% 
「30歳以上でこのレベルなら立派です。このままの生活を続けましょう。20代以下の場合は、油断は大敵。不摂生な生活をしないように注意しましょう」

■ YESが0個:あなたのモナリザ度は0% 
「10代のレベルの素晴らしい自律神経系の機能を維持しています」

自律神経の働きが悪くなるとなぜ太る? なぜやせにくくなる??


診断結果はどうだっただろうか? モナリザ度が高ければ高いほど、自律神経の働きが低下している。つまり、やせにくい体になっているということだ。

では、なぜ自律神経の働きが悪くなると、やせにくいのだろう。

「自律神経とまとめて呼びますが、実は“交感神経”と “副交感神経”の2種類があるんです。“交感神経”は活動モードを司る昼の神経で、体を戦闘態勢にします。逆に、夜の神経である“副交感神経”は、リラックスモードを司ります。この2つはアクセルとブレーキの関係にあり、体の状態によって必ずどちらか1つが優位に働きます」

自律神経は、自分の意思ではコントロールできないそうだが、特に“太りやすい”“やせにくい”体質に深く関係してくるのが、交感神経なのだそうだ。

「脂肪の分解や燃焼のメカニズムに、交感神経が深く関わっています。ですから、交感神経の働きが低下するほど、やせにくく太りやすい体質になってしまうのです」

青木先生のお話を要約すると、次のようになる。
通常、昼間は交感神経が優位になり、活動モードで体は働く。その働きのひとつが、脂肪を代謝すること。食べ物から摂取したエネルギーは活動することで消費されるが、あまったエネルギーは、脂肪として体内に蓄えられる。ダイエットをしてやせるということは、この蓄積された脂肪が燃焼すること。例えば、食事をいつもの腹八分目にしたとしよう。すると、20%、いつもより足りない。食べ物から摂取したエネルギーだけでは活動するには足りないと脳が感知すると、直ちに、「脂肪からエネルギーを供給せよ」と指令が送られる。そこで、脂肪細胞内に蓄えられていた中性脂肪は一度分解され、遊離脂肪酸という、血中に入れるカタチに変化する。この遊離脂肪酸が動き、燃焼して、はじめて脂肪組織は燃焼する。つまり、本当の意味での“やせる”、健康的に脂肪が燃えるのである。

ここで重要な役割を担うのが、交感神経だ。体内での代謝をスムーズに行い、脂肪を効率よく燃焼し減らすためには、交感神経が活発に働いていることが基本となる。なぜなら、自律神経やホルモンが代謝の流れを実際に動かしているからである。
ところが、自律神経のバランスが乱れ、交感神経の働きが低下した状態では、この一連の代謝システムがスムーズに行われない。つまり、いくら食事の量を減らしても、1日中運動をしても、脂肪は思うように減ってくれないのだ。

しかし、ここでさらに恐ろしい現実が。現代社会は、交感神経の働きを低下させることだらけなのだそうだ。

「生活が便利になればなるほど、自律神経への負担は重くなり、酷使されてしまう。例えば、空調設備が完備された生活。夏の暑さや冬の寒さを感じ、その環境に体を適応させるために自律神経が働くのですが、冬は暖房で猛暑のようになったオフィスで体を守るため、また、夏は冷房の冷えからガードしようと、自律神経が不自然な働き方をする。これは大きなダメージです。さらに、昼夜逆転の生活が、拍車をかけている。現代社会はまさに、自律神経のバランスをくずしやすい環境といえます。このような状況下では、“体脂肪を減らす”という代謝システムをまかなうほど、自律神経には余裕がないのです」

しかし、ビジネスパーソンとして仕事を続ける以上、この環境からは逃れられない。“やせにくい体”で生きていくしかないのだろうか・・・!?

「大丈夫。自律神経の負担を減らすような生活を心がければ、バランスが整い、自律神経は体脂肪を減らすように働いてくれます。体脂肪を効率よく減らし、ダイエット効果をあげるには、何よりもまず、自律神経のバランスを整え、交感神経の働きを向上させることです」
COLUMN
自律神経のバランスを乱し、交感神経の働きを低下させる原因


■ 昼夜逆転の生活
■ 深夜までにわたる残業
■ 夜中のテレビ、ゲーム、インターネット
■ エアコン・暖房器具の普及
■ 交通機関の発達による運動不足
■ 電化製品の発達による運動不足
■ 栄養過多
■ 不規則な生活
■ 朝食抜きなど欠食
■ 汗をかく機会の減少  ほか

脱メタボの鍵は「解毒」「浄化」「リセット」
自律神経のバランスを整え、交感神経の働きを向上させて、やせやすく太りにくい体を手に入れたい。それには何をしたらいいのだろうか。
「代謝がよくなれば、自律神経の働きは活発になります。でも、ハードな運動を行って筋肉をつけて代謝をあげるというのは、運動習慣のない人には難しい。そこで、“解毒”“浄化”“リセット”で細胞レベルから代謝をアップしていく方法を、私はおすすめしています」
自律神経の働きを活性化するには、“自然”がキーワードとなる。外的環境に自分の体を適応させる神経こそ、自律神経。しかし、空調設備など“不自然な”外的環境に適応するように働かせていたら、自律神経は乱れてしまう。人工的なものでなく、本来の自然環境に適応するために働くよう、意識的にちょっとした工夫を生活に取り入れていけばいいのだ。
そのひとつが、何の道具もいらない、今日からすぐにでもできるこの方法。太陽に合わせた生活を送ることだ。
「次々と発生するストレスや、人工的環境に適応しようと、自律神経はフル活動で酷使されています。そのままでは自律神経の働きは低下していく一方。ラクにさせてあげるには、自然のリズムに合わせることです」
そのために、太陽と共に生活をする。要するに、可能な範囲で早寝早起きを心がければいいのだ。朝、太陽が昇ったら起きて活動し、夜は仕事のことは忘れてリラックスし、夜更かしせずに寝る。
「社会の時間の流れにそうなど、単純に規則正しい生活をするということではなく、地球が作る自然の時間の流れにそったリズムを心がけるといいんです。朝起きて、寒さにぶるっと震えたりすることで、自律神経は鍛えられていくんですよ」
夜型生活はメタボのもと。朝きちんと起きれば、自然に夜も早く眠れるようになっていく。そうやって、眠りの質をあげていくことも、自律神経の働きを高めるには大切なことだ。「近年では、睡眠不足により体内でのインシュリンの働きが低下し、その結果として、血中インシュリンのレベルが上昇し、肥満につながるという研究報告もある」そうだ。太陽に合わせた時間で、昼夜メリハリのある生活は、太らないための生活習慣ともなる。
質の良い睡眠をしっかりとるためには、副交感神経が重要な役割を担う。昼の活動モードに働きかけていた交感神経を、スムーズに副交感神経に切り替えるには、前回のリバウンドの回で紹介した半身浴などを行って、心身をリラックスさせてあげること。また、アロマテラピーなど、香りを取り入れるのもいい。「おすすめは、ラベンダーの香り。入眠作用があるので、半身浴の際にバスタブに数滴入れたり、あるいは、丸めたティッシュに含ませて香り袋のように枕元に置けば、安らかに眠りに入れます」
また、寝具も重要なポイントとなるそうだ。といっても、難しく考える必要はない。
「基準は実にシンプル。自由に寝返りをうてるスペースと、ほどよい硬さの寝具があればいいのです」
睡眠中は、体の緊張が解けていくにつれて、寝返りをうったり、いろいろな角度に動いたりする。こうして、体はリラックスしバランスを整えている。これが自由にできないと、睡眠の質は悪くなるし、体の疲れや緊張がとけないのだそうだ。
さらにもうひとつのポイントは、朝の起き方。青木先生も実践しているという、体内時計を正しく稼働するとっておきの起床法とは……。

活動モードにチェンジして、やせやすい1日をスタートしよう!

質の良い睡眠をとるためにも、そして、やせやすく太りにくい体になるには、自律神経の交感神経と副交感神経がメリハリよくスイッチが切り替わることが大切だ。そのために、1日のはじまりが重要となる。スイッチの感度が良い、体内時計を正しく動かすためには、起床時間は毎朝決まった時間にすること、そして、ふとんのなかでぐずぐずせず、一発で起きることが効果的なのだそうだ。
「寝る時間はまちまちでも、同じ時間に起きれば体内時計は常に正しく動くのです。睡眠の研究者によると、就寝時間に関わらず、朝、毎日同じ時間に起きて朝日を浴びることが、体内時計を狂わせないコツだそうです」
そういえば先日、米科学誌『ネイチャー・セル・バイオロジー』(電子版)で、日本の理化学研究所などの研究チームが突き止めた研究成果が報告されていた。“真夜中に光を浴びると眠れなくなるのは、細胞に組み込まれている体内時計が光の刺激でバラバラになり、機能停止になるのが原因”なのだそうだ。
青木先生は、体内時計を目覚めさせるために、太陽光を利用している。
「朝起きたら、まずカーテンと窓を開け、朝日を浴びる習慣をつけるといいでしょう。朝日を浴びることは体を目覚めさせるためにも大切なことです」
さらに、きれいな空気を体いっぱいに取り入れ、体を目覚めさせるエクササイズを行い、リバウンドの回(健康特集「恐怖のリバウンドの謎を、一挙に解明」) に紹介した温冷シャワーを浴びて、朝食をきちんととって出かければ、朝から交感神経がきちんと働いて、フル活動できる。
最後に、青木先生考案の、朝におすすめの“鼻式腹式呼吸”と、“朝のモナリザ・エクササイズ“を教えていただこう。
青木晃式鼻式腹式呼吸
1. 床に仰向けになり、膝を軽く曲げる。
2. おへその下にあるツボ「丹田」(おへそから指4本位下の部分)に軽く手のひらをのせる。
3. 鼻からゆっくりと大きく息を吸い込む。このとき、丹田を意識して、吸った空気で大きくふくらませる。
4. 口をすぼませて細く長くゆっくりと息を吐き出す。この時、丹田から空気を押し出すようにへこませていく。

青木晃式“朝のモナリザ・エクササイズ”
<シェイキング>
1. 床に大の字に仰向けになる。
2. 両手と両足を天井に向けてあげ、リラックスする。
3. 両手・両足をぶらぶら揺らす。20秒間2セット行う。
<バランスウォーキング(前進)>
1. 背筋を伸ばし、足を揃えて、天上から吊るされているようなイメージでまっすぐ立つ。そのまま目を閉じて5秒間、五感を研ぎ澄ます。
2. 両手を左右に斜め45度位までゆっくりあげ、横に広げる。
3. つま先を反対側のかかとにつけるように、まっすぐ前に一直線上を歩く。20~30歩を2セット行う。
<バランスウォーキング(後進)>
1. 前進と同様に立つ。
2. 同様に、両手を左右に斜め45度位までゆっくりあげ、横に広げる。
3. かかとを反対側の足のつま先につけるように、まっすぐ前に一直線上を歩く。20~30歩を2セット行う。


よく噛んで食べる

~よく噛んで食べると、メタボもむし歯も予防できるって本当!?~
グラタンやカレー、ハンバーガーetc. ふと考えてみると、この1週間、ろくに噛んで食事をしていなかった。小学生の頃、担任の先生が、「何度もしっかりよく噛んで食べると、お勉強ができるようになるよ」と言っていた。まさかぁ、なんて思っていたけれど、咀嚼行動は脳を活性化するということをおとなになってから知り、「へぇ~っ、脳科学できちんと証明されていたんだ」と驚いたことがあったっけ。

ところが今回、もっと驚くことを知った。よく噛むと、むし歯や歯周病になりにくい。しかも、初期のむし歯なら再生することもあるのだそうだ。

食べ物を噛むと、口腔内には唾液が分泌される。この唾液が、たいへんなやり手だったのだ。というのは、唾液には、口腔内を清浄にする、簡単に言えば、口の中を洗い流すような成分があるそうなのだ。しかも、歯に悪い働きをするプラークの酸を、中和する作用もあるという。

唾液にはカルシウムやリン酸が含まれている。
口腔内の酸性がPH5.4以下に高まると歯の溶け出しがはじまり、そのまま高まっていくと、むし歯になる。
ところが、唾液が酸を中和して口腔内の酸性度が元の状態に戻ると、一度溶け出したカルシウムやリンなども歯の表面に戻ってくる。これを再石灰化と呼ぶのだそうだ。溶け出したり再石灰化したりを繰り返して、歯と歯ぐきの健康はキープされているのだそうだ。

さらに、「肥満防止にも、“噛む”ことは偉力を発揮する」と、教えてくれたのは亀田製菓株式会社さん。
同社HPでも紹介しているが、学校食事研究会が推進する「ひみこのはがいーぜ」という標語がある。卑弥呼の時代に当然グラタンはなかったから、食べるにはとにかく噛まなければいけなかった。一説によると、現代人は卑弥呼の時代に比べて6分の1以下しか咀嚼していないとも言われている。
“噛む”ことの大切さをアピールする標語に、実は、脱メタボの秘密が隠されていたのだ。

【学校食事研究会 標語】
<ひみこのはがいーぜ>
「ひ」肥満防止
よく噛めば適当なところで満腹感が得られ食べすぎを予防し肥満を防ぐ。
「み」味覚の発達
食べ物はよく噛み砕かれ、唾液と十分に混ぜ合わせられるほど、味がよくわかるようになる。
「こ」言葉の発達
よく噛めばあごが発達し、歯並びもよくなるのできちんと発音ができるようになる。
「の」脳の発達
あごの関節を動かせば動かすほど脳細胞が活性化される。
「は」歯の病気予防
噛み砕かれた食べ物が歯垢を取り除いてくれるので、歯周病やむし歯を予防する。
「が」がん予防
だ液には、食品に含まれる初がん物質の働きをおさえる性質のある物質が含まれているといわれている。
「い」胃腸快調
よく噛むほど食べ物は消化しやすい状態になり、胃腸の負担を軽くすることができる。
「ぜ」全力投球
瞬間的に力を出すとき、奥歯をぐっと噛みしめて、集中力を発揮することができる。

いかがだろう。脱メタボができて、歯も胃腸も健康になり、脳が発達して全力投球できるというわけだ。仕事でもプライベートでも成功を目指すなら、今すぐ“噛む”習慣を身につけるべきだろう。

亀田製菓株式会社「ひみこのはがいーぜ おせんべいをしっかり噛む!」


夏太り解消

~夏太り解消・やせやすい体づくりの鍵は、“朝食”~
すっかり秋めいてきたというのに、夏太りはそのまんま、ポチャッとしたお腹が元に戻らない……と嘆いている輩が多いのでは。夏の間、ゴクゴク水分ばかり飲んだものの、冷房の効いたオフィスでは汗もかかないし、外との温度差で体温調節もままならない。しかも食欲は低下気味だったから、たんぱく質やカルシウム、ミネラルなど、身体に必要な栄養素も不足してしまっているのだ。これでは、むくみや疲れも取れず、いつまでも不調を引きずってしまう。

このような状況から脱却するには、バランスよく栄養素を摂取して、かつ、代謝機能をアップさせてむくみや老廃物を排出すること。それを最も簡単にできるのが、朝食をきちんと摂ることなのだという。

厚生労働省の「平成16年 国民健康・栄養調査」によると、6年連続で朝食を食べない人が増え続けているそうだ。特に顕著なのは、20代。男性約34.3%、女性約22.0%が朝食を摂らないと答え、さらにひとり暮らしの20代では、男性約65%、女性約29%が朝食を抜いている。

このような朝食欠食率の上昇は、意外なところに悪影響を及ぼしている。小中学生のテストの点数や国家資格の合格率などで、朝食を食べない人が低いという調査結果も報告されている。また、肥満児の多くは、朝食を欠食しているケースが多い。

1食分少なければ摂取カロリーは低くなるはず。なぜ、朝食抜きが肥満につながるのだろう。

医学博士で管理栄養士の本多京子先生は、こんなことを書いている。
「適度な量で質のよい朝食を食べたほうが痩せやすい体をつくります。それは朝食を食べることで、午前中に燃焼しやすいカラダのリズムをつくるからです。習慣的に朝食を食べないと、むしろ太りやすいカラダをつくってしまうと考えられます」

ダイエットのために朝食を抜いたり、ジュース1杯ですませたりしていたのは、実は逆効果。却ってどんどん太りやすく痩せにくい体になっていたというわけだ。おいしく食べて太りにくい体がつくれるなら、早速明日から朝食を習慣づけたい。

しかしここで問題なのは、時間。1分でも長く寝ていたい朝は、朝食を作る時間も食べる時間も惜しい。また、外食で朝食を摂るなら、どんなものが体に良いのか、知っておきたい。以前、アスリートに取材した時、短時間で必要な栄養素を摂取するのにはチーズが良いという話をしていた。試合で海外を転戦する時などは、チーズをそのまま食べたり、クラッカーにクリームチーズを塗って食べていると、手軽に体調管理ができるのだそうだ。

朝食の大切さを説いている本多京子先生も、「クリームチーズには良質なたんぱく質やカルシウムが含まれています」「クリームチーズと野菜を組み合わせるとバランスの良い朝食メニューになります」と推奨。忙しい朝でもすぐに作れる“たっぷり野菜とクリームチーズのトースト”など、クリームチーズを活用した健康メニューを開発している。年末年始を控えた今こそ、朝食をきちんと習慣づける絶好機。おいしい朝食をしっかり食べて夏太りを解消すると共に、太りにくい体に改善していこう。
「kiriクリームチーズ」と共に、細切りベーコン、玉ねぎのスライス、ミックスベジタブルを炒め合わせて塩こしょうをしたもの、トマトを食パンにのせてこんがり焼く、本多京子先生オリジナル・クリームチーズメニュー“たっぷり野菜とクリームチーズのトースト”。
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